今日から2学期がスタートします。
新学期のスタートに当たって皆さんに3つのお話をしたいと思います。
一つ目は、私の夏休みの出来事からふたつ。
これは、ある都道府県の形を手であらわしたものです。何県かわかりますか?答えは石川県です。ある研修会で、石川県の方が、自分の住んでいる県を紹介するときに示されたそうです。では、わが愛媛県はどのように表現できるでしょうか。少し考えてみてください。私が考えた方法はこれ。少し無理がありますが、何となく伝わるのではないでしょうか。相手に何かを伝えようとするとき、「たとえて」伝えることの大切さを感じました。「分かる」ための一つの方法が、「何かにたとえる」ことです。理科で学習する電気は、目で見ることができないため分かりにくいのですが、電流を水の流れにたとえることによって、水を押し出すポンプが電圧、水の流れが電流、水の流れで回る水車の部分が抵抗と理解しやすくなります。皆さんも何かを理解しようとする際、「たとえる」「置き換える」ことを少し意識すると理解がしやすくなるかもしれません。
次にこの写真を見てください。これは、私の高校時代の同級生たちです。この夏に久しぶりに集まりました。このメンバーの中に道後中学校卒業生が10名近くいたのですが、当時の生徒会長もいました。そしてその生徒会長が中心となって、校歌を合唱してくれました。応援歌も歌ってくれました。中学校を卒業して40年以上たつわけですが、中学校の経験や思い出は色あせないんだなということを感じました。そして、そんな中学校生活を皆さんにも送ってほしい、そんな道後中学校でありたいと強く感じました。
二つ目は、「チャイムのない学校生活」についてです。二学期から、毎週水曜日を「ノーチャイムデイ」とします。目的は次の3つ。「①自主的な行動」「②見通しを立てる」「③仲間同士のコミュニケーション」です。『何かを変えようと思えば、システムを変える』その一つの試みです。最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、皆さんで協力して取り組んでみてください。
三つ目は、「笑顔と感動のある学校」についてです。これは、今年度の道後中学校の教育計画に示す、目指す学校像です。これまでお話してきた、「英知・向上」「やるぞ!Do! いくぞ!Go!」も、すべてこの教育計画に掲げているものです。では、「笑顔と感動がある学校」であるためには、どうすればよいのでしょうか。キーワードは「他者と協働しながら」です。一人で解決できないことも、仲間となら解決できることがあります。人と関わるからこそ、一人ではなし得ないこともできることがあるのです。関わりの中で意見の違いを戦わせることもあるでしょうが、それを乗り越えた先に最適解があるのです。ただし、人を馬鹿にする、ましてやいじめなどは論外です。お互いを尊重する人間関係を大切にしてください。
二学期は、「職場体験学習」「体育大会」「新人体育大会」「道中祭」と多くの行事があります。仲間とよりよくかかわり、大きな成果を上げることを期待しています。
明日から夏休みです。先ほど、代表の生徒が1学期を振り返り、夏休みと2学期に向けた決意を発表してくれました。しっかりと自己を分析し、前向きな目標が述べられ、頼もしく感じました。
さて、この絵は何に見えますか。若い女性に見える人もいるし老婆に見える人もいると思います。では、この絵は何に見えますか。アヒルに見える人、うさぎに見える人がいるでしょう。このように、同じ絵を見ても、人によって見え方が違います。それは、人によって見る視点と知識や経験といったバックグラウンドが違うからです。「見えているもの」とは、目に映る形そのままというよりは、その人の視点やこれまでの経験に基づいて「自分なりに解釈した結果」なのです。同じものを見ても、より多くの視点でより深くとらえるためにも、日ごろから様々なことにチャレンジし、多くを知り経験の幅を広げてほしいと思います。
次に、私の興味について話をします。私は「ダムが好き」です。数年前から四国にあるダムをめぐり、4年前にコンプリートし、ダム神に認定されました。その後は、道の駅、マンホール(道後温泉本館前に火の鳥のマンホールがあります)、棚田、灯台、鉄塔(御幸にエバンゲリオンの使徒のような鉄塔があります)と興味が移り、現在は、愛媛県内の廃校について調べています。因みに、今年70周年を迎える道後中学校ですが、他の多くの中学校が80周年を迎える中、なぜ本校は70周年かというと、昭和32年に当時の御幸中学校(現在の東中学校)から分離独立して開校したからです。学校について調べていた関係で、道後中に赴任する前から知っていました。誰かにやれと言われたものではなく、自分の興味のままに、その場所を訪れ、知りたいから調べています。そして、調べたことを自分なりにまとめています。
3年生は、進路決定につながる大切な夏ですので、学習以外の興味に時間を割くことは難しいでしょうが、特に、1・2年生の皆さんは、ぜひ、興味の幅を広げ、いろいろなことにチャレンジする夏にしてください。
「やるぞ!Do! 行くぞ!Go!」の精神で
未来を切り拓いていくための大切な知恵・考える力(英知)を磨き、夢や希望に向かって一歩一歩前進(向上)する
「やりたいを形にする」ことが「なりたい自分になる」ことへとつながります。
充実した夏を過ごし、2学期に、一段たくましくなった皆さんに会えることを楽しみにしています。
桜の花が咲き、木々の緑が柔らかな色合いを見せ、校庭に春の香りが溢れる今日の良き日に、松山市長様代理 松山市上下水道部 部長 藤岡徹 様をはじめ、多くのご来賓の方々、保護者の皆様方のご臨席を賜り、道後中学校第70回入学式が盛大に挙行できますことを本当にうれしく思います。日頃より本校教育に多大なるご支援をいただいておりますことに併せまして、厚くお礼申し上げます。
昭和・平成・令和と歴史を重ね、今年、70周年という節目を迎えた道後中学校に入学された新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。私たちは、137名の皆さん一人ひとりを心から歓迎します。先ほど、拍手の中、入場してきた皆さんの姿には、「中学生としてしっかり頑張るぞ」という充実した気持ちが溢れていて、とても頼もしく感じました。中学校では、教科によって教える先生が代わります。また、部活動が始まり、2年生や3年生と共に活動する時間も増えます。そこには、自分で考え、自分で判断すること、目標をもって努力することが大切になります。自ら学び、仲間と共に活動する中でたくさんの経験を積んでいってほしいと願います。
今日は、二つのお話をしたいと思います。
一つ目は、「校訓」についてです。本校の校訓は『英知・向上』です。「英知」とは、「人が人らしく生きるうえで大切な優れた知恵」、「向上」とは、「よりよい方向、優れた状態に向かうこと」です。未来を切り拓いていくための大切な知恵を磨き、夢や希望に向かって一歩一歩前進してほしいと思います。また、この「英知・向上」の実現に向け、皆さんの先輩たちが、時代が令和に変わったときに掲げ、今も受け継がれている生徒会スローガンがあります。「Do&Go DOGO!~切り拓け! 未来への道~」、いろいろなことに仲間と協力し、前向きに、失敗を恐れず「やるぞ!Do! 行くぞ!Go!」の精神で、チャレンジしていきましょう。
二つ目は、「根っ子」についてです。今年もきれいな桜の花が咲きました。普段、私たちは地上に出ている華やかな部分を目にしますが、硬い地面に負けずに根を伸ばし、しっかりとした根を張っていなければ、桜はきれいな花を咲かせることはできません。また、小学校で学習したように、踏まれても踏まれても再び芽を出すタンポポは、その下に、1m以上の根を張っています。実は、人も植物も見えないところが見えているところを支えているのです。学校が勉強をする場所であることは、もちろんのことですが、私は、それ以上に、皆さんの「生きるための根っ子」を育てる場所だと思っています。では、立派な根っ子を育てるために、どうすればいいのでしょうか。それは、勉強、部活動、学校行事や地域の活動などに取り組む時、自分なりの目標をもって諦めずに努力することです。そして、仲間とともにいろいろなことに挑戦することです。できるか・できないかではなく、やるか・やらないかが大切です。嫌なことや辛いこともあるでしょうが、それが皆さんの根っ子をより丈夫なものにしてくれます。私たち教職員は、時に太陽となり、水となり、肥料となって、皆さんの「根っ子」づくりをお手伝いします。共に頑張っていきましょう。
保護者の皆様、本日はお子様のご入学、誠におめでとうございます。私たち教職員は、生徒一人ひとりが、生きるための立派な根っ子を育てられるよう頑張ります。今後も、深いご理解とご支援を賜りますよう、お願い申し上げ、式辞といたします。
約2週間の春休みが終わり、いよいよ今日から新年度がはじまります。皆さん、進級おめでとうございます。
今年、道後中学校は、「70周年」という節目の年を迎えます。70周年だからと言って学校生活の何かが大きく変わるわけではありませんが、「俺が中3の時に70周年だった」といったように、少なくとも忘れることのない節目の1年になるはずです。
今日から、2年生、3年生にそれぞれ進級した皆さんに、二つのお話をします。
一つ目は、スローガンです。明日から道後中学校に行くという3月31日に、私の頭をよぎったスローガンがあります。それは、「やるぞ!Do 行くぞ!Go DOGO(道後)」という言葉でした。そして、道後中学校に来た4月1日。道後中学校の校長室にあった資料を見てびっくりしました。それは、道後中学校の生徒会スローガンが「Do and Go! DOGO!~切り拓け!未来への道!」であったからです。昭和・平成・令和と70年の歴史を重ねてきた道後中学校生徒会が、令和を迎えたときに掲げたスローガンだと知りました。私の頭にひらめいたスローガンと道後中学校の生徒の皆さんが掲げてきたスローガンが同じだということに、大げさに言えば運命を感じました。「Do and Go!」「やるぞ!いくぞ!」を掲げ、勉強、部活動、学校行事や地域の活動など、いろいろなことに仲間と協力し、前向きに、失敗を恐れずチャレンジしていきましょう。
二つ目は、『自分の好きを磨く』ということです。理科が好き、テニスが好き、読書が好き、eスポーツが好き…興味があることをただ好きで終わらせずもう少し深く追求してみましょう。また、一つと言わず、二つ三つと対象を広げていきましょう。その「好き」が、きっと皆さんの夢や目標、心の支えといった将来への道標となるでしょう。
道後中学校の顔になる3年生の皆さんにはリーダーとして、特に自分に厳しく、一生懸命な日々を過ごしてほしいと思います。
明日、1年生が入学すれば、先輩と呼ばれる立場になる2年生の皆さんは、頼もしい中堅学年として、さらに成長してほしいと思います。
「やるぞ!Do 行くぞ!Go」で先生たちも含めてチャレンジングな1年にしていきましょう。