校長室より

新入生の皆さんへ(入学式式辞)

 

木々が一斉に芽生え、ひかり輝く春四月、希望と喜びに満ち溢れる季節となりました。本日ここに、平成30年度松山市立道後中学校の入学式を挙行するにあたり、多数のご来賓、ならびに保護者の皆様のご臨席を賜り、新入生の出発に華を添えていただきましたこと、心よりお礼申し上げます。

ただ今、道後中学校新入生176名が、真新しい制服を身にまとい、きらきらと瞳を輝かせながら入場いたしました。新入生の皆さん、入学おめでとう。皆さんの入学を、在校生、教職員一同、心より歓迎いたします。この道後中学校は、今年で開校62年を迎え、各界で活躍する18,000人余りの卒業生を輩出した伝統校として、発展を続けています。聡明で優しい生徒、音楽集会などのよき伝統を引き継ぐ校風、緑に囲まれた落ち着いた校舎など、どこの学校にも負けないものだと自負しています。新入生の皆さんには、この恵まれた環境の中で、道後中学校のよき伝統を引き継ぎ発展させ、自分が本当に輝ける場所を見つけてくれることを願っています。

 そのために、次のことを心に留めて中学校生活を送ってほしいと思います。本校には「英知・向上」という校訓があります。英知とは、優れた知恵、深い知性という意味です。中学校では、教科ごとに専門の先生が教えてくれます。また、学習の内容も小学校に比べ、深く専門的になってきます。中学校の学習で最も大切なことは、やらされるのではなく、自ら課題をもって、自分から進んで学習することだと思います。自分を甘やかさず、前向きに授業や家庭学習に取り組み、しっかりと英知を磨き、向上させてください。

一方で中学生の時代は、人生の中で心も体も、大きな成長をする大切な時期です。その時期に部活動や学校の行事などを通して心身を鍛えることは、一生の土台をつくることになります。ぜひ部活動にも参加して、心と体を鍛えることも忘れないでください。植物は、いつも水遣りをしていると、あまり根っこを伸ばしません。常に水が回りにあるから、苦労して根っこを伸ばさなくてもよいからです。しかし、この状態で急に水をやらないと簡単にかれてしまいます、逆に普段あまり水をやらないでいると根が水を求めて伸び、少々の水不足では簡単に枯れなくなります。人もまた同じです。厳しい環境に出会った時が、自分を一段と強くするチャンスだと前向きに考え、自らを向上させましょう。

また、中学校入学を機会に、新たな友達関係をつくることも大切です。友達は人生の宝物です。道後小学校、湯築小学校、さらに県内外の小学校から入学してきた皆さんが本校で出会い、一緒に生活することになります。この出会いを大切にして、三年間でたくさんの友達をつくり、絆を深めていってほしいと思います。友達をつくるコツはシンプルです。ただ相手を思いやり、心から大切にすればよいのです。構えず偏見をもたず、相手に勇気をもって声をかけてみましょう。一生つきあっていけるような友達ができるといいですね。 

保護者の皆様、本日お子様が入学式を迎えられ、誠におめでとうございます。中学校時代の、子供の心身の発達は著しいものがあり、小学校時代とは違ったご苦労も多いかと思います。お子様の健やかな成長のため、私たち教職員も精一杯努力をしていく所存でございますので、今後ともご協力をよろしくお願いいたします。

 最後に、新入生の皆さんが、今、この入学式でもった初心を忘れず、それぞれが、活躍の場を見つけてくれることを期待して式辞といたします。

 

第1学期始業式 式辞

みなさんおはようございます。新しい13名の先生方をお迎えして、道後中学校は、新たな門出を迎えます。

長かった春休みも終わり、いよいよ今日から新年度が始まります。今日、家を出る時に、誰が担任の先生になるんだろうか、どんな一年間になるのかなど、一抹の不安と共に期待に胸を膨らませて、登校したのではないかと思います。ここから皆さんを見ますと、一人一人がそれぞれ決意を新たにして、始業式に臨んでいることが、その表情や姿に表れ、本当に頼もしく思います。それぞれが置かれた場所で自分らしい花を咲かせてください。

さて、今日から1年生は2年生に、2年生は3年生に進級することになります。3年生は最上級生として、本校を代表する顔ともいうべき存在です。約10ヶ月後には、進路選択という人生の大きな岐路に差し掛かります。夢と希望と強い意志をもって、人生の岐路に立ちはだかる、大きな壁を乗り越えていってほしいと思います。さらに、学校行事、部活動、生徒会活動なども中心となって積極的に取り組んでください。

2年生は、中堅学年として、思う存分、自分を磨き、充実した学校生活を送ってください。2年生は中だるみの学年と言われることがありますが、中学校の3年間はあっという間に過ぎます。道後中生としての自覚と明確な目標をもって、校訓にあるように英知を磨き、自己の向上に努めるとともに、学校を活性化させるために、臆することなく活動してください。

さて、新しい年度のはじめにあたって、心掛けてほしいことをお話しします。それは、「勉強や部活動などに全力で取り組む」ということです。勉強は、学生の本分です。やらなければいけないこと、身につけなければいけないことです。中学校3年間の地道な積み上げが極めて大切になってきます。毎日の授業では、失敗を恐れず、積極的に自分の考えや答えを発表してください。お客さん的な立場では退屈な時間が過ぎていくだけです。意欲をもって授業に参加してください。先生方にも皆さんが興味をもって参加できるような授業をしていただくようお願いしていきます。

また、部活動ですが、運動部、文化部、レギュラーであるかないかは関係ありません。すべての人に活躍する場があるはずです。その場を見つけ、一生懸命頑張りましょう。この1年間で、全員が「よくやったなあ」と自信をもって言えるようになってください。自分で希望して入った部活動ですから、苦労したこともきっと充実感に変わるはずです。校外での習い事も同様です。

 季節は春です。これからたくさんの木々が、芽を吹いてきます。みなさんも若葉のように、すがすがしく明るい気持ちで1年のスタートをきりましょう。