令和7年度 松山市立道後中学校 学校評価報告

 保護者の皆様には、日頃より本校の教育活動に御理解と御協力をいただき感謝しております。

 さて、1学期末の学校評価アンケートへの御協力、誠にありがとうございました。結果をまとめましたので、御報告します。

 皆様の貴重な御意見を今後に生かし、家庭・地域と歩む魅力ある学校づくりを進めてまいります。今後も温かいお力添えをよろしくお願いいたします。

松山市立道後中学校 学校評価

1 目的

  学校評価アンケートの結果を分析比較し、学校の教育活動をよりよいものとするための改善策を吟味する。

2 実施方法

・ 学校評価アンケートを、生徒、保護者、教職員を対象とする。

・ 実施回数は年2回とし、1学期末と2学期末に実施する。

・ 学校評価アンケートの結果及び改善策を、学校関係者に確認していただく。

3 質問項目

  資料1 令和7年度_学校評価_質問内容項目

4 結果

  資料2 令和7年度_第1回学校評価(7月実施)

5 分析・今後の方策

・ 生徒・保護者・教職員それぞれの回答から、学校教育に対する評価はおおむね高く、全設問のうち約9割で肯定率(「とても思う」+「やや思う」)が80%以上となっている。
・ 家庭と学校の連携については高い評価が多い。今後は、学習の様子や学校の方向性を保護者と共有する機会(授業公開・懇談・HPの活用など)のさらなる充実に努める。

・ 【生徒】質問13(目的意識を持って学習しているか)について
肯定率が77%と他の項目と比べてやや低めであり、今後も引き続き、学習の目標や意味を明確にした指導を継続する必要がある。特に、探究的な学びや進路指導の場を通じて、自分の将来と学びをつなげる意識の醸成を図っていく。

・ 【生徒】質問14(地域の一員として活動しているか)について
61%と低い肯定率だが、実際には「夏祭り in 道後2025」への参加や地域美化活動の計画立案など、生徒の地域参加意識に高揚も見られる。今後は活動実績の見える化と振り返りの機会を設け、生徒自身の「地域参画意識」を高めたい。

・ 【保護者】質問17(小中連携・地域連携)/質問18(活動内容の共有)について
肯定率が70%台と比較的低い。関係小学校との交流の継続、保護者との対話の場の確保、学校活動のHP等の積極的な発信に努める。

全体的評価

6 自由記述について

(1) 肯定的な意見(成果)
・ 生徒・保護者から、「あいさつがしっかりできている」「学校が落ち着いた雰囲気で安心して通える」「学校が楽しい」「授業内容に興味を持っている」といった前向きな意見が寄せられた。
 → 今後も、基本的生活習慣の指導、温かく見守る姿勢を大切にし、生徒が安心して学校生活を送れる環境づくりを継続していく。

(2) 改善や検討が必要な意見(課題と方策)
・  指導姿勢について
 → 生徒一人一人に寄り添う指導を一層重視することについて共通理解を図り、実践していく。

・ 校則やルールへの改善要望について
→ 校則等検討委員会を中心に、生徒・保護者の声を反映した見直しを進める。 

・ ICT活用とペーパーレス化について
→タブレットやクラウドサービスを活用しながら促進していく。

・ 安全・健康面の配慮(猛暑・行事)について
→ 学校行事の日程見直しや活動時間の短縮、水分補給の徹底など、暑さへの安全対策を今後さらに強化する。

・ 授業改善と指導、学習評価の工夫について
→ 全国学力・学習状況調査等を活用し、教員の授業力向上や学習評価の工夫に向けた校内研修を進める。また、個別支援体制の充実を図る。