市総体壮行会激励挨拶

2023年6月9日 15時14分

 先ほど代表の方から立派な宣誓を受けました。みなさんも同じ気持ちでここに居ることだと思います。

 私が部活動を指導していた時に部員によく言っていた言葉は「悔いなき戦いは勝つことである。」でした。どんなに全力を出しきっても、負けてしまうと「もっとあの時こうしておけばよかった」「あそこで自分がミスをしていなければ」など後悔します。もちろん部活動は勝ち負けだけにこだわって活動しているのではありません。一昨日の愛媛新聞の「地軸」に、高校総体を扱った記事として、次のような言葉がありました。「順位なんてこだわる必要がないと思っていた。でも、勝ちにこだわらなければならない時がある。」

 集大成であるこの総体では大いに勝ちにこだわってください。もし負けたときには、大いに後悔してもらってけっこうです。負けることから学ぶことの方が人生は多いものです。

 さて、この中には控えとして出場を伺う選手や、応援に全力を傾ける人もいるかもしれません。サッカーでは、サポーターを12番目の選手と言います。それぞれの立場でできることをしっかりと行い、チーム一丸となって試合に臨んでください。

 みなさんが、それぞれの種目で力を出し切って競い合う姿を楽しみにしています。健闘を祈ります。