第68回体育大会を終えて

2024年10月11日 17時10分

 10月5日に、令和6年度第68回道後中学校体育大会が行われました。

 前日までの雨も上がり、爽やかな天候の中で開催できた当日は、多くの保護者の皆様、地域の皆様にお越しいただき、生徒たちに声援を送っていただきました。また、近隣にお住まいの皆様には、当日まで温かく見守っていただきました。おかげさまで、すばらしい体育大会になりました。心から感謝を申し上げます。 

 当日までを振り返ってみると、体育大会に向けての練習が9月後半から始まりましたが、練習を重ねるにつれ、生徒たちは本当によく頑張り、特に3年生をリーダーとしたブロック練習で成果が見られるようになりました。本番直前は雨が続き、最終の練習をグラウンドで実施できませんでしたが、限られた屋内のスペースを有効に使い、集中して仕上げをしていました。ブロックごとに組まれた円陣で、気持ちを一つにして声を掛ける姿は、大変頼もしく、成長を感じさせてくれました。

 いよいよ大会当日。スローガン「汗と涙の一点集中~道中ただいま青春中~」のとおり、真剣に全力で競技する生徒、その生徒に届けと声をからしながら応援する生徒。円滑な進行、公正な競技を支える係の生徒たち。私にとってこれほど一体感のある体育大会は経験したことがありませんでした。

 閉会式を終えて校舎へ入る生徒たちの満足した表情が、とても爽やかでした。生徒同士の会話に「今年の体育大会、楽しかったね」という言葉が聞かれたとき、私も、そんな時間を共有させてもらったことを幸せだと感じました。

 午後に会場の片付けをしてくれた3年生の動きもすばらしかったです。最後に各クラスの実行委員が全体の場で述べた言葉の中に「中学校最後の体育大会」というフレーズが何度か出てきました。3年生たちが、道後中学校での最後の体育大会で最高の思い出をつくるべく、一生懸命頑張ったことがよく分かりました。そんな3年生は、道後中の誇りです。

 今、校舎の生徒会掲示板に掲示されている委員会からのお知らせのうち、体育委員会のものには「笑顔と感動あふれる体育大会でした。ありがとうございました。」と書かれています。

 行事を自分たちで作り上げ、成長していく生徒たち。その成長を全力で支える教職員の皆さん。学校と手を携えて共に進んでくださる保護者の皆様。温かく見守り応援してくださる地域の皆様。そのありがたさを、体育大会を通して強く感じました。本当にありがとうございました。

DSCF0117-1IMG_7598HP用写真