令和6年度 第1学期始業式 式辞
2024年4月8日 17時46分令和6年度が始まりました。新2・3年生が、すばらしい態度で新任式・始業式に臨みました。始業式で、生徒の皆さんにお話しした内容を掲載します。
2年生、3年生の皆さん、進級おめでとうございます。令和6年度が始まりました。2年生の皆さんは、中学校の中堅として、後輩を迎え、様々な活動を一層充実させる年が来ました。3年生の皆さんにとっては、義務教育の最終の年となり、自分の進む道を選び、切り拓いていく1年になります。そして、この道後中学校を引っ張っていくリーダーになります。
明日、180名の1年生を迎えますが、2、3年生の皆さんは、すばらしい先輩として、モデルとなり、その姿をしっかりと1年生に見せてほしいと思います。
先ほど、とても温かく立派な、歓迎の言葉をいただきました。その中の「本校は生徒一人一人がとても明るく、活気にあふれていて、行事で大きな盛り上がりを見せる。」という言葉や、「英知・向上の校訓のもと、学習や部活動に励んでいる」という言葉を聞いて、生徒会のスローガンとして掲げられている「Do&Go 切り拓け! 未来への道」と、道後中学校の様子がしっかりとつながりました。DoとGoを合言葉に、「やってみる。チャレンジする。行動に移すことで、前に進む。たくましく未来への道を切り拓いていく。」ということを、生徒の皆さん一人一人が意識し、実践していることがよくわかりました。
今年度も、道後中学校の生徒みんなで、未来を切り拓いていくための知恵、英知を磨きながら、自分のペースで、焦らず一歩一歩前進してほしいと思います。先生方も全力で皆さんをサポートします。一緒に、令和6年度を笑顔と感動あふれる1年にしていきましょう。
そこで皆さんに意識してほしいことを二つお話しします。一つ目は、自分を大切にし、同じように他の人も大切にして、協力し、助け合いながら学校生活を送ってほしいということです。お互いを尊重し、仲間と力を合わせて、学校行事や部活動に全力で取り組む中に、感動が生まれると思います。
もう一つは、言葉を大切にする、ということです。言葉はコミュニケーションをするための道具の一つですが、たった一つのことばで、うれしくなったり、幸せな気持ちになったり、勇気づけられたりします。逆に、たった一つの言葉で、傷つけたり、悲しませたりします。言葉は心を持っていると言われます。きれいな言葉はきれいな心。優しい言葉は優しい心。そんなことを覚えておいてもらって、笑顔いっぱいの学校をつくってほしいと思います。
さあ、皆さん、明日1年生を迎えて、3学年がそろいます。先生方も含めて、道後中が一つのチームとして、笑顔と感動あふれる1年にしていきましょう。