少年の日お祝いの言葉
2024年1月26日 17時42分 2年生のみなさん、少年の日を迎えることになり、おめでとうございます。
愛媛県では、60年ほど前から、立春の日に「少年式」という名称で、「自覚・立志・健康」を柱として、2年生をお祝いしてきました。
現在は、少年の日の集いという形で行っている学校が多くなってきていますが、これを機会として改めて、自分自身を見つめなおし、新たな志を立ててほしいと願っています。
少年の日を迎えるにあたり、「CHANGEをCHANCEに」という言葉を送ります。この言葉は、2代前の第44代アメリカ合衆国大統領であったバラク・オバマさんが就任時によく使っていました。みなさんも知っていると思いますが、初の黒人大統領となられた方です。
まず、スライドの「CHANGE」の文字を見てください。「CHANGE」の「G」の部分に「T」の文字があります。この「T」をのけると、「CHANCE」になります。そこでオバマ大統領はこう言いました。「CHANGEをCHANCEにするにはTを除けばいい。このTはTROUBLE(トラブル)である。TROUBLEを除いてCHANCEに変えよう。」と。TROUBLEを訳すと、様々な「問題」や「不安」、または「恐れ」がこれに当たります。変わらなければならない時、不安を感じたり、失敗を恐れたりして、なかなか変わることができません。失敗を恐れているうちは、新しいことに挑戦はできません。皆さんは、これから何度も失敗することがあるでしょう。それで結構です。失敗を恐れずに突き進んでください。そして、自分を変化させてください。今の君たちはチェンジできるチャンスです。これから2年生の皆さんが、どのように成長し変わっていくのかを楽しみにしています。
2年生の皆さんの今後が輝かしいものになることを祈念し、お祝いの言葉といたします。