2学期終業式式辞

2023年12月25日 16時31分

 熱中症が心配された2学期のスタートから、はや4か月が過ぎ、冬の到来を迎えています。令和5年もあとわずかとなりました。

 さて、2学期は君たちの活躍を存分に見せてもらった学期になりました。少し振り返ってみます。

 9月には体育大会が行われ、各ブロックが団結して声を掛け合ったり応援したりする姿に感動しました。

 10月に行われた新人戦では、3年生からバトンを受け取った1・2年生が活躍し、女子卓球部を筆頭に、今後につながる戦いを見せてくれました。

 この頃から、朝、昼、放課後に校内で歌声が響くようになり、3年生のリーダーを中心に、どのブロックも熱が入った合唱練習を重ねていました。

 そして、11月には道中祭で、調べ学習や芸術作品の成果を披露してくれ、道中生の表現力の高さに感心しました。その流れのまま、キャメリアホールに会場を移して行った合唱コンクールでは、各ブロックともに練習の成果を見事に出し切り、すばらしいハーモニーを聞かせてもらいました。

 こうしてみるとあっという間の4か月でしたが、各行事でリーダー性を発揮してくれた3年生のみなさん、見事な活躍でした。そして、3年生にしっかりとついていった1・2年生のみなさんもすばらしかったです。

 3年生は、すでに個々の目標に向けてがんばっているところだと思います。これからのラストスパートが、卒業後の推進力につながります。ブロックで見せた団結力を自分の力に変えてがんばってください。

 1・2年生は、3年生とともに取り組んだこの各行事を、単なる思い出として心にしまうのではなく、先輩から引き継いだ経験を、次につなげることができるように精進してほしいと思います。

 さて、メジャーリーグの大谷翔平選手が、ロサンジェルス・ドジャースに破格の契約金で移籍をしました。小さい頃の夢を一つ一つ達成している姿に同じ日本人として感服します。新たな年を迎えるにあたり、みなさんも自分の夢に向かって何をすべきか、具体的な目標をもってください。

 みなさんにとって、この2週間の休みが充実したものになり、新たな気持ちで新しい年を迎えられることを期待して、2学期終業式の式辞とします。