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全日本吹奏楽コンクール

2019年8月4日 15時35分

 多くの部活動では6月の総体が一番の勝負のときですが、吹奏楽部は8月です。昨年度より練習時間が短くなり、短時間に集中して練習を行いながら、8月のコンクールに向けて部員一同、頑張ってきました。

 先日、7月31日は、今治市のグリーンピア玉川を終日お借りして、リハーサルを行いました。初めての音楽ホールでの演奏はいつもの音楽室や体育館と音が全く違ってびっくり。最初はあまりに勝手が違うことから途方に暮れた表情の部員たちでしたが、慣れるに従ってだんだん周囲の音を感じつつ、指揮に集中するコツをつかんだようでした。

 

 さらにコンクール前日の8月3日には、学校の体育館にて最終調整を行いました。玉川のホールで見つけた課題を少しずつ克服して、全体的に良い音になってきたようです。蒸し風呂のような体育館でたっぷり2時間、しっかりと練習しました。後は当日の勝負!

 そして今日、8月4日、コンクール当日です。何と道後中はA部門全中学校の中で一番最後の順番でした。練習の成果を出せるか心配そうな表情もありましたが、三崎先生の指揮棒が上がり、曲が始まるととたんに、部員全員が集中力を発揮して会場に軽やかなマーチが流れました。自由曲でも、オペラ、「カヴァレリア・ルスティカーナ」の演奏をドラマチックに、かつ、気負いすぎず、楽しく終えることができました。間違いなく、今まで練習した中で一番の出来となる演奏に、応援に来てくださった先生方や保護者の皆さんも口々に「よかったよ」と言ってくださいました。

 結果は・・・・。惜しくも銀賞でしたが、力を出し切った部員の顔は晴れやかでした。3年生のコンクールはこれで終わりです。今回味わった達成感と悔しさは全て1・2年生に引き継ぎます。また、来年のコンクールに向けて新たな一歩を踏み出しましょう!