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令和6年度第1学期終業式、ALT離任式

2024年7月19日 14時22分

本日、令和6年度1学期終業式とALT離任式を行いました。

終業式では、1年生の代表生徒が1学期を振り返り、中学校に入学して4か月経った自分の思いについて、堂々と発表しました。

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終業式の後に行った離任式では、3年間の任期を終え、1学期末をもって退職するALTに生徒代表からの感謝のスピーチと花束贈呈がありました。また、ALTから全校生徒に向けて3年間の思い出などを交えたスピーチがあり、別れを惜しみました。

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ー終業式生徒代表の言葉ー

 1学期を振り返って 1年代表

 私たちが道後中学校に入学して、早いもので四か月が経とうとしています。入学当時、新しいクラスメイトや先生、先輩たちとすぐに馴染めるのだろうか、一気に勉強モードになる生活についていけるのだろうか、様々な不安を抱えながら中学校生活のスタートを切りました。ですが一学期を振り返ると、慣れない環境の中でも私は三つのことに気づき学びました。

 一つ目は仲間の大切さです。初めて出会うクラスメイトと一から関係を築くことに、プレッシャーや不安もありました。しかし、毎日を過ごすうちに次第に互いを知りたいという気持ちがどんどん広がり、気付けばそんな不安は消えていました。五月の大洲集団宿泊活動では、互いに疲れていても励まし合い、クラスの皆と課題を解決していく中で交流を深め、一つのチームとしてまとまるきっかけを作りました。

 二つ目は、集団行動の難しさです。私は一学期評議員を務めました。始めは指示がうまく通らずクラスをまとめることに苦労しましたが、率先して行動することで少しずつ規律ができ、クラスメイトもお互いに呼びかけをしてくれるようになりました。そんな中に行われた集団宿泊活動では、考えて行動することの大切さを学びました。自分のことだけでなく班員や学年全体を意識して動かなければ、学年が行動できません。そのため、班長として周りを見て行動し、伝わりやすい声かけをすることの大切さや、自分自身の行動により責任を持つことで仲間の信頼を得て活動がスムーズに行くのだと気付きました。自分が変わればクラスが良くなることにやりがいを感じることができました。また、感謝の心を忘れないこともとても大切だと思いました。先生方をはじめ施設の職員の方など、たくさんの方が私たちの活動に協力してくださいました。自分たちは常に周りの多くの人に支えられて(普段の生活も)活動ができているということを実感することができました。なので、学校生活でも感謝の気持ちを伝えるために、地域の方に明るい挨拶ができる道中生でありたいと思います。

 三つ目は、先輩方の姿です。私は道後中学校に来て、驚いたことはあいさつの声がとても多く飛び交うということです。廊下ですれ違う先生方に気持ちよく挨拶をしている先輩方を見て、中学校生活が一気に楽しみになりました。先輩たちの作る良い空気をこれからも自分たちが繋いでいけるようにまず自分から挨拶をすることを心がけたいと思います。また、総体では部活動に真剣に取り組む先輩の姿や、周りへの気配りの大切さを学びました。先輩たちの試合を見て感じたことは、周りの人へ思いやる気持ちや、感謝の気持ちをしっかりと伝えていたことです。私も学校だけでなく、様々な場面で感謝の気持ちを忘れず、気配りができる先輩方のような憧れられる上級生になりたいです。

 これらの一学期で学んだことを活かし、道中生に相応しい生徒になるために私が努力したいことを二つ挙げます。一つは、「周りを見て自分にできることを精一杯取り組む」ということです。自分が率先して取り組むことで良い流れができ、クラスや学年を引っ張っていきたいと感じました。二学期には、体育大会や文化祭など多くの行事があります。まだ先輩方のようにできる仕事は少ないと思いますが、自分に任された仕事をやり遂げ、一生懸命頑張ります。

 もう一つは、「当たり前のことを当たり前にする」ということです。トイレのスリッパを並べたり、ゴミを拾ったり、小さなことでも気付いたことに取り組んで思いやりの気持ちを持って行動したいです。

 このように「自分から行動する」をテーマにし、様々なことに目を向け、人のためにも自分のためにも全力で頑張る道中生になりたいです。